1/21(日)
14:00-
ガーダ パレスチナの詩

ガーダ パレスチナの詩
Talk Session
Find my own voice
古居みずえ
古居みずえ
映画監督
古居みずえ
古居みずえ
映画監督

1948年島根県生まれ。アジアプレス所属。JVJA会員。

1988年よりイスラエル占領地を訪れ、パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。パレスチナの人々、特に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。1998年からはインドネシアのアチェ自治州、2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の女性たちや、アフリカの子どもたちの現状も取材。

堀潤
堀潤
ジャーナリスト
堀潤
堀潤
ジャーナリスト

NPO法人8bitNews代表理事/株式会社GARDEN代表。2001年NHK入局。「ニュースウォッチ9」リポーター、「Bizスポ」キャスター。2012年、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校で客員研究員。2013年、NHKを退局しNPO法人「8bitNews」代表に。2016年(株)GARDEN設立。現在、TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」キャスター、Amazon Music「JAM THE WORLD」、ABEMA「AbemaPrime」コメンテーター。2019年4月より早稲田大学グローバル科学知融合研究所招聘研究員。2020年3月映画「わたしは分断を許さない」公開。


大地 自由 平和 夢…
歌うことが希望をつなぐ

フォトジャーナリスト、古居みずえが、現代パレスチナの女性の生きざまをとらえたドキュメンタリー。ガザ地区難民キャンプで生まれ育ったガーダは、古い因習に立ち向かう自立心旺盛な女性。抵抗運動で親戚の少年が殺されたことを契機に、民族が追われた故郷の歴史をたどり始める。封建的な男性社会であるパレスチナでは、女性たちの声が聞え難い。古居は、ガーダの23歳から35歳までの結婚や出産などの出来事を追いながら、男性の ジャーナリストでは撮影する事が不可能な貴重な映像を紡ぎ、難民キャンプで生きる人々のリアルな日常を描き出す。困難な状況の中、故郷の料理や歌い継ぐべき詩歌を残そうと奔走する女性の成長ぶりが深い感動を生む。

ガーダ パレスチナの詩
ガーダ パレスチナの詩
ガーダ パレスチナの詩

英題:GHADA
撮影・監督:古居みずえ
製作:安岡卓治 /野中章弘 編集:安岡卓治/辻井潔
製作協力:古居みずえドキュメンタリー映画支援の会代表 土井 幸美/北林 岳彦
製作:安岡フィルムズ/アジアプレス・インターナショナル
2005年|日本|106分
(c)2005 安岡フィルムズ/アジアプレス・インターナショナル

2006年 第6回石橋湛山記念早稲田ジャーナリスト大賞 公共奉仕部門受賞
2006年 第12回平和・協同ジャーナリスト基金賞 荒井なみ子賞受賞
2006年 テヘラン・ファジル国際映画祭 正式招待
2006年 香港国際映画祭 正式招待
2006年 レフュジー・フィルム・フェスティバル 参加
2006年 KAWASAKI しんゆり映画祭 参加
2005年 プサン国際映画祭 正式招待

日時
1/21(日)
13:30 開場
14:00~14:05 オープニング
14:05~15:51 映画「ガーダ パレスチナの詩」上映
15:51~16:00 休憩
16:00~17:00 トークセッション「Find my own voice」
会場
渋谷男女平等・ダイバーシティセンター
<アイリス>

東京都渋谷区桜丘町23−21 
渋谷区文化総合センター大和田8F
[Google MAP]
Recommendation

家父長制による女性蔑視、社会的抑圧、ジェンダー規範、古い因習…。“生きづらさ”を作り出す、そうした見えない力に抵抗していくために必要なのは、“私の声”を見つけることかもしれません。困難な状況にありながらも“私の声”を大切に守り、誰かの“私の声”に耳を傾けるガーダの姿は、国境を越え、「私であるために」懸命に生きる人の背中を押してくれます。現在戦火にさらされるガザで続いてきた生活の営み、そこに暮らす人たちに思いを馳せながら、誰もが私らしく毎日を暮らせる社会について考えます。