対話のある映画祭
12.13(金) - 15(日)
2022年に渋谷区で始まったちいさな、ちいさな映画祭。ジェンダーの視点を切り口に、映画を通して身近なところで起こっている社会課題や人権の問題を考えます。そして映画の後は、対話の時間。小さいからこその安心感の中、それぞれの感想や思いを持ち寄り、さらに映画の世界を深めます。他人事を自分事へ、その一歩を目指す仲間と出会える映画祭です。
世界で、身近なところで暴力が増えています。世界各地で起こっている紛争の数は50を超え、多くの人が突然命を奪われ、傷つき、家を追われ、大切な人を亡くしています。世界の3人に1人は自分の周りに暴力や犯罪が増えたと不安を感じています。日本を見てみるとDVや児童虐待の相談件数は、毎年過去最多の更新が続いており、助けを必要としている人に十分な支援が行き届かないことが深刻な問題となっています。
“聴す”は“ゆるす”と読みます。相手に真摯に耳を傾けることは相手を受け入れること、つまり“ゆるす”ことだからだそうです。多様化し、複雑化していく社会の中で、理解しがたいことや、相容れない人、ちがいを持つ人を排除したり、暴力で問題を解決しようとしたりする流れもあります。けれど、誰もがその人らしい人生を歩んでいける社会を作っていくためにも、暴力は決して許されるものではありません。暴力が生まれない関りを、暴力の代わりになる対話を、そして聴しについて5本の映画と共に考えていきます。
食料品を寄付し、必要な人へ届けるプロジェクト。映画の上映前後にフードドライブのブースへお持ちください!
映画祭開催中の3日間、フードドライブを開催します。フードドライブは食料品を寄付し、必要な人へ届けるプロジェクト。食品をご持参くださる方は、映画の上映前後にフードドライブのブースへお持ちください。今回集まった食品は渋谷区社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターを通して、食事や生活にお困りの方へお届けします。冬休み、年末年始は特に需要が高まります。”いただきます!”の笑顔を広げるプレゼント、お待ちしています!
詳しくは、渋谷区社会福祉協議会サイトをご覧ください。
渋谷区内で活動する福祉作業所で制作された焼き菓子やオリジナルグッズの販売を行います。美味しいスィーツ、シブヤフォントを使った素敵なデザインの小物など盛りだくさん!是非手に取ってみてください!
13日のオープニング作品の上映前に、今年度の渋谷ジェンダー平等推進アワードを受賞された団体を表彰します。