2/3(金)
18:30-
SNS 少女たちの10日間

R15+
SNS 少女たちの10日間
Talk Session
被害者と加害者 日本の子ども達を取り巻く現状
ハセベケン
ハセベケン
渋谷区長
ハセベケン
ハセベケン
渋谷区長
1972年3月渋谷区神宮前に生まれる。 原宿おひさまの会 → 神宮前小学校 → 原宿中学校 → 佼成学園高等学校 → 専修大学商学部。 (株)博報堂を退職後、ゴミ問題に関する NPO法人green birdを設立。 原宿・表参道から始まり、 全国90カ所(海外含む)でゴミのポイ捨てに 関するプロモーション活動を実施。 2003年に渋谷区議会議員に初当選。 以降、3期連続当選。 2015年渋谷区長に当選。現在に至る。 www.hasebeken.net 著書:シブヤミライ手帖(木楽舎)
金尻カズナ
金尻カズナ
NPO法人ぱっぷす理事長
金尻カズナ
金尻カズナ
NPO法人ぱっぷす理事長
2004年からポルノ被害の深刻さを社会に訴えるために社会活動を始め、セクシャリティをめぐるさまざまな問題について取り組む。2011年以降は、性的搾取・デジタル性暴力の相談支援活動に従事している。もともとは相談支援とは全く別の業界(システムエンジニア)にいたことから、これまでの知識を活かしてこの問題に取り組んでいる。
東本愛香
東本愛香
千葉大学社会精神保健教育研究センター特任講師、
公認心理師
東本愛香
東本愛香
千葉大学社会精神保健教育研究センター特任講師、公認心理師
昭和女子大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。その後、東京医科歯科大学難治疾患研究所などを経て現職。これまで、刑事司法鑑定の鑑定助手を経験し、リスクアセスメントのトレーニングを受け、強みを生かす保護要因アセスメントツールのトレーナー資格を取得。長く、刑事施設・保護観察所の性犯罪を対象とする加害者臨床プログラムに関わるとともに、少年院では、個別面接だけでなく、マインドフルネスのワークを行っている。
アーヤ藍
ファシリテーター
アーヤ藍
アーヤ藍
アーヤ藍
慶應義塾大学卒。在学中に訪れたシリアが帰国直後に内戦状態になったことをきっかけに、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長も務める。2018年より独立し、映画イベントの企画運営や記事執筆、教材づくり等に携わる。2020年より大丸有SDGs映画祭のアンバサダーも務める。

3つの子供部屋+10日間のチャット=2,458人のオオカミたち。犯罪の証拠として警察を動かした禁断のリアリティーショー

巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋で、幼い顔立ちをした3名の女優(18歳以上)は偽のSNSアカウントで12歳のふりをするという任務を与えられた。各々の部屋のPCで、連絡をしてきたすべての年齢の男性とコミュニケーションを取った。当初のプロジェクトと同様、大多数の成人男性はビデオセックスを要求し、自身の性器の写真やポルノのリンクを送信してきた。なかには恐喝する者も。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意しながら撮影を続けること10日間。児童への性的搾取者が徐々に尻尾を出し始めるのだった…。

SNS 少女たちの10日間
SNS 少女たちの10日間
SNS 少女たちの10日間
日時
2/3(金)
18:00 開場
18:30 - 18:35 オープニングレセプション
18:35 - 20:20 映画上映
20:20 - 20:30 休憩
20:30 - 21:00 トークセッション
会場
STUDIO VIZZ EBISU
東京都渋谷区恵比寿1丁目19−19
恵比寿ビジネスタワー 1F [Google MAP]
  • 他の日程とは会場が異なりますので、ご注意ください。
Recommendation

この映画を観て、「海外って怖い」と思う人もいるかもしれませんが、SNSを起因とする子どもへの性加害・性暴力は決して対岸の火事ではありません。警察庁が公表した「令和3年における少年非行、児童虐待及び子どもの性被害の状況」によると、SNSに起因する事犯、例えば児童売春や児童ポルノ、略取誘拐などの被害に遭った子どもは1812人。前年から0.4%減少しているもののおおむね横ばいで、2016年から高い水準が続いています。またこれはあくまで事件化し警察が把握している数にとどめられているので、実際の被害件数はさらに多いことが予想されます。

SNSの危険性がニュースなどでも頻繁に取りざたされているにも関わらず、なぜ子どもたちはそこにに近寄ってしまうのでしょうか。近年、性的目的で子どもに近づくための「グルーミング」と呼ばれる手法が世界中で問題となっていますが、巧みに子どもと信頼関係を結び、そのうえで犯行が行われるため、子どもたちは被害を受けていることを認識できなかったり、拒否できなかったりすることが分かっています。

今回はデジタル性暴力やAV業界・性産業などの問題解決に向けた活動を行っておられ、またこの映画と同様の実験を日本でも行われたNPO法人ぱっぷす理事長の金尻カズナさん、性犯罪者の更生プログラムに取り組んでいる千葉大学特任講師の東本愛香さんをお招きし、日本でみられるグルーミングの問題、またどのように子どもたちを守れる社会を作っていけるのかを考えます。

参加される方へのお願い

会場へお越しいただく皆様におかれましては、以下の通り感染拡大防止策へのご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 発熱症状や咳など体調がすぐれない方のご来場はお控え願います。
  • 会場入口に検温器を設置いたしますので検温にご協力ください。
  • 感染防止の為、マスクのご着用・ご準備を必ずお願いいたします。
  • 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
  • 会場入場口に消毒用アルコールの設置をいたします。十分な感染対策にご協力ください。
  • 会場にて万が一体調が悪くなった場合は、速やかにお近くのスタッフにお声がけください。