12/13(金)
18:30-
パレードへようこそ

パレードへようこそ
Talk Session
ちがいを超えた連帯がチカラになる―シブヤを前進させる、パレードへようこそ!―
マダム ボンジュール・ジャンジ
マダム ボンジュール
・ジャンジ
マダム ボンジュール・ジャンジ
マダム ボンジュール・ジャンジ

ドラァグクイーン/アーティスト
『ドラァグクイーン・ストーリー・アワー東京』メンバー

1997年より交歓のParty『ジューシィー!』を主宰するなど、個人の違いを超えてデアウ「時空間」を創造。2022年には国連「UN in Action」シリーズ『Beyond Boundaries: Drag Queen of Tokyo』(『境界を超えてー東京のドラァグクイーン』)に取り上げられ、世界に向けて配信された動画が注目を集める。

主な作品:『HUGたいそう』『Living Together/Stand Alone』絵本『キボウちゃん』ほか
https://bonjourjohnj.tokyo

湯山玲子
湯山玲子
湯山玲子
湯山玲子

著述家、プロデューサー、おしゃべりカルチャーモンスター

著作に『女ひとり寿司』 、 『女装する女』、『四十路越え ! 』、上野千鶴子との対談「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」等。TBS『情報7days ニュースキャスター』などにコメンテーターとして出演。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する「爆クラ」主宰。ファッションブランドOJOUデザイナー。日本大学藝術学部文芸学科講師。

鈴木茂義
ナビゲーター
鈴木茂義
鈴木茂義
鈴木茂義

公立小学校非常勤講師。NPO法人プライドハウス東京の理事。上智大学基盤教育センター非常勤講師。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。LGBTQ+や教育に関する講演活動を行い、性の多様性について学ぶ機会を提供している。共著に『「ふつう」に心がざわつく子どもたち』 『LGBTQ+の子どもも含めたみんなが安心のクラスづくり』

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Summary

1984年、サッチャー政権下の荒れるイギリス。始まりは、ロンドンに住む一人の青年のシンプルなアイデアだった。炭坑労働者たちのストライキに心を動かされ、彼らとその家族を支援するために、仲間たちと募金活動を始めたのだ。しかし、全国炭坑組合に何度電話しても、寄付の申し出は無視される。理由は一つ、彼らがゲイだから。炭坑組合にとって、彼らは別世界の住人でしかないのだ。そこへ、勘違いから始まって唯一受け入れてくれる炭坑が現れる!寄付金のお礼にと招待された彼らは、ミニバスに乗ってウェールズ奥地の炭坑町へと繰り出すのだが…。

映画「パレードへようこそ」公式サイト

監督:マシュー・ウォーチャス
製作:デビッド・リビングストン
121分/イギリス/英語/2014年

日時
12/13(金)
17:30 開場
18:00~18:30 渋谷ジェンダー平等推進アワード表彰式・映画祭オープニング
18:30~20:30 映画上映
20:30~21:00 トークセッション
会場
渋谷区伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田6F)
東京都渋谷区桜丘町23-21 [Google MAP]
  • 他の日程とは会場が異なりますので、ご注意ください。
Recommendation

この映画は1980年代、イギリスで“ちがい”を乗り越えて人たちが連帯し、社会を大きく変えた実話を基にしています。時代背景を少し説明すると、この当時、産業の合理化を目指したサッチャー政権下、それに反対した炭鉱の労働組合の人たちは不遇な状況に追い込まれていました。ストは長期戦に突入し、不当逮捕や経済的困窮、先行きの見えない不安など数多くの問題が炭鉱労働者とその家族を襲いました。一方でLGBTQコミュニティの人々も根強く残る差別と闘っていました。さらにちょうどこの頃、不治の病とされていたHIV・エイズが不安や恐怖を引き起こし、LGBTQの人達への偏見を助長していました。そんな中、一見何の共通点もなさそうな、そして全く違う問題に向き合っている人たちが、互いの中に同じ痛みを見つけ、手を取り合い、相手への偏見を乗り越えて、共に立ち上がります。

この異質な2つのコミュニティが葛藤や不安を抱きつつも、ぎこちなく、でも少しずつ互いの距離を縮めていく様子は、相手を知ること、つながることの純粋な喜びや楽しさを思い出させてくれます。誰もが、誰かの理解者、味方になることができることに気づかせてくれる、最高にハッピーでパワフルなこの映画をどうぞお楽しみください!パレードへようこそ!

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