1/21(日)
10:00-
サラリーマン

サラリーマン
Talk Session
生きるために働く?働くために生きる?”出口”はどこにあるのか
若宮和男
若宮和男
起業家
アート思考キュレーター
若宮和男
若宮和男
起業家
アート思考キュレーター

建築士、アート研究者を経てIT業界に転身、ドコモ、DeNAにて多数の新規事業を立ち上げる。2017年、「全員複業」で女性主体の事業をつくるスタートアップ・uni'queを創業し、東洋経済「すごいベンチャー100」選出。2023年4月メタバースクリエイターズ創業。資生堂などの外部ブレーンを務める他、ビジネスに限らず、アートや教育など領域を超えて活動。ダイバーシティやコミュニティ関連でも取材多数。著書に『ハウ・トゥ・アート・シンキング』『アート思考ドリル』。福岡女子大学客員教授、長野県立大学客員准教授。

小澤いぶき
小澤いぶき
児童精神科医 精神科専門医
認定NPO法人PIECES 代表理事
小澤いぶき
小澤いぶき

児童精神科医/ 精神科専門医/ 認定NPO法人PIECES 代表理事/ 京都大学医学研究科社会疫学 研究員/ こども家庭庁設立準備室アドバイザー。精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、複数の自治体のアドバイザーを務める。トラウマケアを専門としながら、トラウマインフォームドケアの普及につとめる。人の想像力により、一人一人の尊厳が尊重される寛容な世界を目指し、認定NPO法人PIECESを運営している。

藤田祐司
藤田祐司
Peatix Japan株式会社 共同創業者
取締役・CMO(最高マーケティング責任者)
藤田祐司
藤田祐司
Peatix Japan株式会社
共同創業者 取締役・CMO (最高マーケティング責任者)

慶應義塾大学卒業後、株式会社インテリジェンス(現 パーソルキャリア株式会社)で営業を担当 後、2003年アマゾンジャパン株式会社(現 アマゾンジャパン合同会社)に入社。最年少マネージャー(当時)として、マーケットプレイス事業の営業統括を経て、Peatixの前身となるOrinoco株式会社を創業。国内コミュニティマネージャーチームを統括したのち、営業、マーケティング統 括を兼務。2019年6月 CMO(最高マーケティング責任者)に就任し、グローバルを含めたPeatix 全体のコミュニティマネジメント・マーケティングを統括。日経COMEMO キーオピニオンリーダー。 LinkedIn認定インフルエンサー。著書に「ファンを育み事業を成長させる「コミュニティ」づくりの教科書」(河原あずと共著/ダイヤモンド社/2020年)

アーヤ藍
ファシリテーター
アーヤ藍
アーヤ藍
アーヤ藍
慶應義塾大学卒。在学中に訪れたシリアが帰国直後に内戦状態になったことをきっかけに、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長も務める。2018年より独立し、映画イベントの企画運営や記事執筆、教材づくり等に携わる。2020年より大丸有SDGs映画祭のアンバサダーも務める。

自らを「奴隷」「社畜」と卑下しながらも、常に会社という集団のルールを優先する“サラリーマン”。日本独特の社会制度と倫理観から生まれた企業戦士たちの、苦悩や悲哀に迫った。写真家でもあるコスタリカ人の監督は、深夜の盛り場の路上で寝るスーツ姿の男たち見た時、「企業による殺人」に見えたという。彼らの周りをチョークの白線で囲み、フィルムに収めた。仕事のストレスに耐えながら家族を養う者もいれば、ドロップアウトする者や精神を病んだ者、命を絶ってしまった者もいる。戦後の復興とともに築かれたサラリーマン社会には、いまだに男尊女卑の価値観が残る。会社の消耗品として生きる彼らが追い求める幸せは何なのか。働き方や生き方を問う作品だ。

サラリーマン
サラリーマン
サラリーマン
サラリーマン

監督:アレグラ・パチェコ
撮影:エドゥアルド・ウリベ、アレグラ・パチェコ
プロデューサー:アレグラ・パチェコ、ケイティ・テイバー、ルイス・アルバレス・イ・アルバレス、マイケル・ラスティグ
編集:ルイス・アルバレス・イ・アルバレス
脚本:ルイス・アルバレス・イ・アルバレス、アレグラ・パチェコ、ジャック・ヤングルソン
音楽:ジェームス・イハ

日時
1/21(日)
9:30 開場
10:00~10:05 オープニング
10:05~11:25 映画「サラリーマン」上映
11:25~11:35 休憩
11:35~12:35 トークセッション「生きるために働く?働くために生きる?”出口”はどこにあるのか」
会場
渋谷男女平等・ダイバーシティセンター
<アイリス>

東京都渋谷区桜丘町23−21 
渋谷区文化総合センター大和田8F
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Recommendation

2022年、2万1584人の人が自殺で命を終えました。男性は前年より604人増え、1万4543人。13年ぶりの増加となっており、特に中高年の増加が心配されています。ジェンダーギャップ指数を見てみると、日本は圧倒的に男性優位な社会であるにも関わらず、内閣府が2019年から毎年行っている「満足度・生活の質に関する調査」では、男性の生活満足度は毎年、女性を下回っています。近年では、男性の孤立・孤独も深刻な問題となっており、全国の自治体で、男性の専門相談員がいる男性専門の相談窓口が増えてきていますが、相談員不足で開設できていない地域も多いのが現状です。「男性の生きづらさ」の背後にはどんな社会構造的な問題があるのか、またそうした社会が次の世代にどんな影響を与えるのか、海外から見た日本の姿を通してみていきます。